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ある日、突然、化学物質過敏症に

千葉県在住 S.S.さん 男性 40歳代

 2008年4月(当時41歳。こどもが3歳と1歳半でした)、ある新築のビルに入って、1時間も経たないで「化学物質過敏症」になりました。しばらくは、なんとか仕事をしていましたが・・・。2008年7月から休職(8月に専門科がある2つ目の病院で「化学物質過敏症」の診断)2008年12月に引越。(室内に特殊塗料を施工した家) 2010年1月に退職。そして、現在は過敏反応が軽減し2011年3月から新しい会社で仕事ができています。

一般的な健康状態は良好でも

 前職で賃貸マンションの管理に携わる仕事をしていましたので、「シックハウス症候群」や「化学物質過敏症」のことは知っていました。日常生活では「化学物質」の影響をできるだけ少なくするように気をつけていましたし、花粉症をなんとかしたくてサプリメントを10年以上飲んでいましたので、自分は「化学物質過敏症」にならないと思っていました。

 病院でも「化学物質過敏症」の診察の前に、一般的な健康状態を検査しますが、その結果は先生から「血液検査も含めてすばらしい。パーフェクトに近いですね。」とお褒めの言葉をいただきました。

 自律神経系の結果は、先生:「瞳孔の検査・眼球移動の検査・平衡感覚の検査は全て正常値以下で、自律神経の機能に異常がみられます。Sさんは典型的な化学物質過敏症です。今は、薬も治療方法もないので、普段の生活で体質改善をするしかないですよ。」(日常生活でのたくさんのアドバイスがありました。)

化学物質過敏症への理解

 「化学物質過敏症」の診断に、正直ホッとしました。専門科がある最初の病院では、食べ物にアレルギー反応がみられないとのことで心療科を勧められました。見た目は健康そうなのに、空気中の微量な化学物質に反応して、ひどい頭痛・胸が苦しく痛くなる・めまい・倦怠感等があります。寝込んでしまうこともありますし、普通に過ごせる時間もあります。自分自身でも何に反応しているのか?なぜ体調が急変するのか理解に苦しむ状態なので、周りの人たちも理解のしようがない感じでした。(家族も頭がおかしくなったのではと思っていたかもしれません)

 専門科の先生による診断は、自分の身体のことをやっと理解してもらえた感じがして、体質改善をすればなんとかなるかもしれないと希望が持て、これで少なくとも家族には理解してもらえると思いました。

アルファースリームとの出会い

 新築のビルに入って「化学物質過敏症」を発症した日の夕方、幸運にもPMC東京オフィスにアルファースリーム体験の予約をしていました。仕事で上司と2人で行きました。私は青ざめた顔で頭がボーとしながらやっとオフィスにたどり着きました。そこで、10分位アルファースリームに横になりすごく気持ちがいいマットだなーと感じながら起き上がると、「あ!顔色すごくよくなってるぞ。」上司が声を掛けてくれました。わずか10分でしたがすごく身体が楽になっていました。

 マットとタオルケットみたいなもので約20万円か、見た目はただのマットだけど・・・ 数日後にはどうしても欲しくなって購入しました。

 約3年間、毎日アルファースリームで寝るのはもちろん、家でも外でも呼吸できる空間がないとき、マットを身体に巻きつけ、アロマパット(※1)を頭からかぶり、すっぽりアルファースリームに包みこまれて過ごしました。こどもの呼びかけにも反応できないくらい頭と胸が痛む中、なんとか呼吸をすることができるありがたさを実感しました。

 アルファースリームと出会っていなければ、山の中で暮らすことになり、家族とも一緒にいられなかったのだと何度となく思いました。家族のためにもアルファースリームは必要です。

※ 1)「アロマパッド」は「メディカルケット」の旧名称です。

※掲載内容はあくまでも個人の感想であり、商品の効果や効能を表すものではありません。

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