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認知症の母と会話ができるようになった!

奈良県在住 U.S.さん 80代 女性

 母は心筋梗塞を発症し、4ヶ月間の入院を余儀なくされました。数回だけリモート面会はできましたが、本人は看護師さんが見せるタブレットに映し出された家族の顔を見ることもなく、どこからか娘の声が聞こえるということに対して怒るように「なによー!」と答えるか、反応もなく、ずっと黙ったままでした。大変なことになったと思いました。

 退院時には、認知症が進行し、言葉もろくに話せない状態だったのです。

 入院中の母はアルファースリームのメディカルパット、シーツ、枕カバーを利用していました。すると、枕と接触する部分の白髪が黒髪に変わり艶も出てきたのです。このことを美容師さんに伝えたところ「確かに黒くなっているし、髪にコシが出てきている」と言われました。

 以前の母は他人から身体に触れられることが苦痛になっていて、「痛い!痛い!止めて―!」と叫びながら拒否していましたが「アルファースリームの何かを使えないかな?」と考え、ニット帽を裏返して鉱石の面を頭に当たるように乗せてみました。

 すると、母が大好きな『ドリフターズ』も退院してすぐの頃は眺めているだけだったのが、ニット帽を使用した数日後には番組を見せると笑うようになったのです。

 アルファースリームを使用するまでは母の口から出る言葉は「痛い!」「いらん!」ばかりでした。しかし、現在はゴミの回収車の音が部屋の中に聞こえてきたと思ったら「ゴミの回収日やな。何も手伝わなくてごめんな」と言うようになり、以前よりも通常の会話ができるようになっています。

 先日も「(前に住んでいた)家を見に行きたい」と言ってきて、緊急時しか車椅子には乗せてなかったので「お母さん、それはまだちょっと無理やわ」と答えたら、母の方から「仕方ないな。我慢してあげるわ」と言ってきたので、その言葉にも驚かされました。

 「それなら座敷に連れて行ってください」と母が言うので、訪問看護の方が来られてから、車椅子に乗せて座敷へと連れて行きました。久しぶりに座敷の縁側から庭を眺める姿を見て、良かったなとしんみりしました。

 そこの座敷には仏壇があり、母がお参りをしていたので「仏壇を見て、何かお話しをしていたの?」と暫くしてから聞いてみたら「無事に退院できましたって言うた」と時間が経っても答えてくれたのです。入院生活のストレスで経口摂取ができなくなってしまい、胃瘻になった母は辛いことばかり続いて心身ともに悲鳴をあげているはずですが、母の発した言葉を聞いて涙が溢れました。

 また、言語聴覚士さんに週に1度、訪問リハビリにきてもらっていますが、来られる度に「会話が良くなっている」と言っていただいています。確かに高齢なので嚥下障害が酷くなってきていますが、退院時のことを思えば、今の回復は本当にありがたい限りです。

 以上が、母が心筋梗塞を発症し、4ヶ月間の入院を経て退院したあとの状況です。これからも母と二人三脚で末長く過ごしたいと思っています。アルファースリームの製品を作ってくださり、本当にありがとうございます。このまま母が益々改善していくことを願う毎日です。

※掲載内容はあくまでも個人の感想であり、商品の効果や効能を表すものではありません。

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