知らないと損する!最適な睡眠時間と睡眠効果について


日本は世界的に睡眠不足の国として知られています。仕事や日々のルーティンに追われて、適切な睡眠時間を確保できず、睡眠不足で悩んでいる人も多いのではないでしょうか? しかし、十分な睡眠時間が確保できないと、健康面や美容面でさまざまな悪影響が出てきてしまうのです。

そこで今回は、最適な睡眠時間と十分な睡眠時間を確保することで得られる効果についてご紹介します。

1.睡眠の質の重要性

人は眠ることによってホルモン物質を生成することができます。また、睡眠中に1日の出来事を整理して、記憶として脳に定着させる働きを行っています。

睡眠には深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)の2種類があり、深い眠りのノンレム睡眠中には上記のように人間にとって重要な働きがあります。したがって、健康な生活を送るためには、深く眠ること、つまり、「睡眠の質」が重要なのです。

2.最適な睡眠時間は何時間?

まずは、最適な睡眠時間について紹介します。自分の最適な睡眠時間を知りたい方は参考にしてみてくださいね。

2-1.自然と目が覚める睡眠時間は7時間

睡眠は眠りの浅いレム睡眠と眠りの深いノンレム睡眠の2種類があります。睡眠のサイクルにはレム睡眠とノンレム睡眠の1サイクルがあり、1サイクル約90分間とされております。そして、睡眠中はこのサイクルを4〜6回繰り返しているのです。

朝に近づくほどノンレム睡眠の時間が短くなり、レム睡眠が増加してきます。そして、徐々にノンレム睡眠とレム睡眠サイクルが短くなって、自然と目が覚めるようになるのです。

この睡眠サイクルの合計時間の標準が7時間となっているので、一般的に人は7時間ほどで自然と目が覚めるようになっています。

2-2.睡眠時間は「個人差」がある

一般的には、睡眠時間が7時間ほど取ることが最も健康に良いといわれています。

しかし、睡眠は仕事や環境、ストレスなどの精神状態だけでなく、さまざまな要因からも影響を受けるので、最適な睡眠時間は人それぞれ「個人差」があります。また、最適な睡眠時間は生活、季節、睡眠の質などのほか、遺伝子によっても異なります。

基本的には7時間の睡眠時間を目安として、昼間、活動しているときに眠気を感じる場合は、少し時間を長くするなどして、自分にあった最適な睡眠時間を探してみましょう。

3.睡眠時間を確保することで得られる効果

ここからは、十分な睡眠時間を確保することで得られる効果について紹介します。

3-1.疲労回復

体と心に溜まった疲労を回復させるためには、十分な睡眠が欠かせません。十分に睡眠を取ることで、内分泌機能が高まり、体内での代謝機能を促す効果やストレスの耐性が強くなります。

3-2.生活習慣の予防

生活習慣の乱れが生じる要因の1つに睡眠不足があります。乱れた生活習慣を続けていると、数年後にガン・心疾患・脳血管疾患をはじめとした生活習慣を発症させるリスクが高まってしまいます。このような重病を防ぐためも、十分な睡眠を取ることは欠かせないのです。

3-3.肥満の予防

十分な睡眠を取ることで食欲をコントロールするホルモンが適切に分泌されるので、余分なカロリー摂取を防ぎ、体の代謝を促進させる効果があります。

さらに、十分な睡眠を取ることで、エネルギーの代謝を促すホルモンが働いて、太りにくい体質にもつながるのです。

3-4.ストレスの緩和

十分な睡眠を取ることで脳を休ませ、自律神経を整える効果があります。睡眠時間の不足は、うつ病や不安障害の原因の1つといわれており、脳の代謝を低下させて、ストレスと一緒に発生するコルチゾールの分泌を増加させてしまいます。

しかし、しっかりと睡眠を取ることで、コルチゾールの分泌を正常に戻し、ストレスやうつ症状を緩和・解消することが期待できるのです。

3-5.美肌効果

美肌効果をあげるためには、肌のターンオーバーを促進させる成長ホルモンが欠かせません。実は、その成長ホルモンは、睡眠中に分泌されるのです。成長ホルモンの分泌は、眠った後、ノンレム睡眠のときに始まります。

年を重ねることによって成長ホルモンの分泌がだんだんと減少していきますが、睡眠不足、浅い眠りが続くことによっても、成長ホルモンの分泌を妨げる要因となっています。

4.まとめ

今回は最適な睡眠時間と睡眠効果について紹介しました。寝不足気味の方は、この記事を読んで自分に合った睡眠時間を知るきっかけにしてください。

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